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収穫! 収穫! カリフォルニア 04

 

こんにちは。康子キャドビーです。

カリフォルニアでは今年は、例年より早い時期に収穫が始まりました。道路を運転していると時々、ぶどうを満載したトラックに出会うことがあります。

まだまだ日差しの強い9月。新学期も始まったというのに、まだまだ夏のお祭り気分が抜けきらないカリフォルニアからです。


【目次】

1: 収穫! 収穫!

2: インディアンサマー

3: ジンファンデ

4: カリフォルニアの“ローヌ・ゾーン”


1:収穫! 収穫!


■カリフォルニアは収穫が早まり……

9月1日はアメリカではレイバー・デーといって、日本の勤労感謝の日みたいな、とにかく夏休みを締めくくる最後の国民祭日です。

ワイナリーの人たちは、毎年、この日までは家族連れでキャンプに行ったり、バーベキューパーティを開いたり、ゆっくりと羽を伸ばして夏をエンジョイするのが慣習となっています。

今年はというと、それどころじゃなくなりました。

今年は3月末に急に温かくなり、4月は低温による霜の害もでましたが、5月、6月とまるで真夏のような温かい(暑い?)日が続いたため、ぶどう樹の成長スピードがぐーっと早くなりました。

6月の時点ですでに「今年はレイバー・デーはなしだね」と冗談を言っていたくらいですから。

7月、8月になって涼しさが戻り、成長のスピードはスローダウンしたかと思われましたが、やはり前半の猛スピードが早めの収穫という結果になりました。

ついでに誤解のないように。これはカリフォルニアのお話です。今年もオレゴンやワシントンを訪れてきましたが、北のほうでも今年は順調なヴィンテージが育っていました。こちらはカリフォルニアより約3週間から1ヶ月遅れとなります。

 

■手摘み要員、「ピッカー」

ピッカーさて、収穫は朝早く、日の出とともに始まります。カリフォルニアの収穫は機械摘みと手摘みの両方を使い分けています。

機械摘みのほうは、主にセントラル・ヴァレーやモントレーなどの広いぶどう畑を栽培するところで多く使われ、プレミアムワインを生産する小さな、特に高価なぶどうはみな人間による手摘みです。

それでその労働力(英語ではピッカーと呼んでいますが)のほとんどをメキシコ人労働者に頼っているのが現状です。

彼らはアメリカに家族とともに永住している人もいれば、収穫の時期だけメキシコから単身でやってきて、しっかりお金を貯めて母国へ買える人もいます。私も収穫は何度か見せてもらいました。

ただ、ぶどう狩りに来た気分で「じゃ、私もちょっと手伝いさせてもらいましょう」なんて雰囲気ではありません。

収穫の世界は彼ら、メキシコ人の領域です。早口のスペイン語でまとめ役、本当に親方って感じのリーダーから指示がでます。朝の寒さも手伝ってピーンと緊張した空気がなんともいえません。ササッと一瞬のうちに散髪されていくような。

ワイナリーや栽培業者によって多少は異なりますが、よくみかけるのは18キロぐらい入る小箱。一人ずつに渡された小箱がいっぱいになると、縦・横・高さ1.2mぐらいの白いプラスチックの容器にどんどんぶどうを入れていきます。

その時、ピッカーたちは箱を空ける度に棒っきれみたいなのをもらって、リーダーが「ウノ、ドス、トレス」って大きな声で数を知らせながら何箱摘んだか記録していくんです。生活かかってますからね。彼らの動きには「迅速」を越したすばしっこさがあります。

それでいつも聞かれるのが、ピッカーたちはどれ位稼ぎがあるのか。

今の相場は小箱1杯が1ドル30セントだそうです。少なくとも1日100ドル(約12,000円)は軽く、ベテランになると150ドル(約18,000円)稼ぐ人もいるとか。

最近はチームを結成して、1トンあたり70ドル、それを頭割りする方法も出てきました。しかも、枝葉を入れずにきれいに摘むと5ドルのボーナスがつくそうで、クオリティの向上にはグッドアイディアですね。休憩時間になるとラジオから流れるマリアッチ風な音楽にのって、もうここはメキシコの世界です。

大きいほうの箱がいっぱいになると、今度はトラックに積んでワイナリーへと運ばれます。

ワイナリーのすぐ近くにぶどう畑があって、収穫されて15分後には到着という恵まれたワイナリーもありますが、遠く離れた契約畑から運ばれてくるのは一般的です。

ですから、ナパのワイナリーがサンタバーバラのビエンナシード・ヴィンヤードから6時間もかけて運ぶなんてこともあります。ワインメーカーは「遠くまで畑を見に行くのも大変なんだよ」と言っていますが、機動力が要求されますね。

ワイナリーでは、まず、重量を測り、糖度、酸度、PHの測定をします。1トンあたりの単位で支払いを受ける契約栽培家にとっては大切な数字ですし、公の機関(BATFというアルコール類を管理する機関)にも何トンが持ち込まれたのかワイナリーは報告する義務があります。

クオリティを最重視するワイナリーでは、ぶどうはそこから選別台に載せられます。余計な枝葉、見かけのよくないぶどうの房、カビがついている房などを取り除くためです。

基本的に白ぶどうは(除梗破砕をするところと、房のまま直接プレスにいれるところがあります)ジュースを発酵させますので、すぐにプレスにかけて搾汁、赤ぶどうは除梗して、場合によっては軽く破砕したぶどう(マスト)を発酵槽へいれます。

こうして収穫から発酵へと次のステップが始まります。



2:インディアンサマー


日本でも、運動会のころになんとなく季節はずれに暑くなる日があるのを私は覚えているんですが、それをもっと極端に暑くしたような感じです。

単刀直入にいうと、四季のはっきりした地域では常識的に秋は涼しいという感覚なのに、真夏のように暑い日のことをいいます。

このインディアンサマー、ぶどうの成熟には来てもらってありがたいときと来て欲しくないときと、そのヴィンテージで異なります。

例えば、98年は夏がずっと涼しく、ぶどうの成熟が遅れた年でした。このような年は、風味はゆっくりとついてくれるのですが、糖が今一歩遅れ気味なのでインディアンサマーの到来により、遅れていた分を取り返し、ぐーッと糖が上がってくれます。

逆に、99年は(職業柄、なぜかしっかりと記憶しています)9月21日から数日間、暑ーいインディアンサマーがやってきました。

それまで順調に成長していたぶどうだったのですが、急激な気温の上昇と乾燥した熱波により糖度が急に上がりすぎ、それまでブリックス(糖度の単位)が23だったのにこの数日のうちに25-26にまであがってしまった、しかも、ピノ・ノワールが……という逆転劇を経験したワイナリーがたくさん見られました。

9月後半になると急に秋っぽくなり、雨の心配が大きいオレゴンでは、インディアンサマーは大歓迎です。

オレゴンは98年、99年、2000年と三年連続してとてもよいヴィンテージが続いています。その要因の一つに、このインディアンサマーのお恵みがあったんですね。

特に、99年ははっきり言って冷夏でしたから、7月にオレゴンに行った時はやっと開花にさしかかっていた頃で、本当に熟して収穫できるのかなぁ、と心配していたのですが、9月の天気の見事だったこと。

カリフォルニアの夏を思わせるようなインディアンサマーでした。きっとインディアンたちが豊作を祈って天に呼びかけてくれたのかもしれませんね。

 


3:ジンファンデル


■カリフォルニアといえばジンファンデル種

ジンファンデルカリフォルニアならではのワインというと、ジンファンデル。

1800年代末期、イタリア系移民はカリフォルニアの各地にジンファンデル種を植えました。

ジンファンデルで有名なラファネリ・ワイナリーの当主、ディヴ・ラファネリさんから話を聞いたことがありますが、彼のご先祖のようにイタリアからやってきた移民はほとんどが祖国を捨てて、無一文でアメリカへやってきたので、豊かな農作物が育つ肥沃な平地は地価も高めで、栽培が困難で土地の痩せた山や丘しか買えなかったそうです。

それに、ワインが生活の一部となって育ってきた人たちですから、どんな場所にぶどう畑が合っているかは直感的にわかっていたんでしょうね。

カリフォルニアで古いジンファンデル樹が集中して現存している地域をみると、シエラ・フットヒルズ、ドライクリーク、パソ・ロブレス、コントラコスタなどがあげられます。

もちろん、ナパ・ヴァレーやソノマ・カウンティの各地にも散在していますが、こちらはカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネといったぶどうのほうが高い価格で売れるため、姿を消して行きました。

当時の植え方でもう一つ興味深いのは、混植です。

彼らはフィールド・ブレンドといっていろんな品種を畑に混植、混ぜて栽培し、一斉に収穫、発酵させていました。今でも樹齢の古い畑はそうしています。

主役はジンファンデルなのですが、ジンファンデルだけだと色がよく付かないとか、タンニンが優しすぎ、骨格が出ないなどの不足点を補うために、アリカンテ・ブーシェ、プティ・シラー、カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードル(カリフォルニアではマタロと呼ぶ人もいます)といった品種も少量ずつですが植えられています。

先日、ドライクリーク・ヴァレーでジンファンデルの老樹だけを栽培するメイプル・ヴィンヤードにおじゃましてきました。そこにはなんと白品種のパロミノ種やミッション種も生きていました。

こんなアナログな植え方も大胆でいいですよね。百年前って、きっと、間に合わせにどれでもいいから植えてたのかもしれません。

オーナーのティーナ・メイプルさんは、昔の人がそうやって自然に決めていった割合を維持するために、樹が死んでいくと同じ品種を必ず植えているそうです。

ジンファンデル2ジンファンデルという品種の大きな特色は、開花期が長期にわたるためぶどうの成熟が非常に不均一なこと。栽培家たちの話では今年は比較的均一しているようですが、年によっては収穫の時点でも薄い紫の粒、黒い粒、レーズン状の粒など気の毒なくらい。


一番難しいのが一旦収穫したあとで、脱水状態にあったレーズンたちが、糖度をぐっとあげるなんて結果にもなりかねません。

では、長くなりましたが前置きはこのぐらいにして。

 

■ホワイト・ジンファンデル

ジンファンデルは試したことがないとおっしゃる方へ、その選び方をご紹介しましょう。

まず、あなたの好みは? 

ジンファンデルは醸造家の意図次第で、いろんなスタイルに仕上がるワインなんです。

ホワイト・ジンファンデルって、聞いたことありすよね。日本ならベリンジャーやサターホームが造るピンク色のワインがたくさん出回っているはずです。これは、ジンファンデルのぶどうを早めに収穫して、その果皮から赤い色をちょっとだけ抽出し、白ワインと同じ作り方でちょっと甘めに仕上げたワイン。

その発祥はサターホーム・ワイナリーのボブ・トリンケロさんが、ジンファンデル種からブラン・ド・ノワールを造ろうとしたことに始まります。

ブラン・ド・ノワールとは、シャンパーニュをご存知の方ならおわかりのようにノワール(赤いぶどう)からブラン(白ワイン)を造ろうというもの。

実は、このワインの誕生は「災い転じて福となる」なんです。

ボブさん、1972年の発酵が完全に終わらなかったらしいんです。つまり、糖分がワインに残ってしまい、仕方なく瓶詰めして出したところ、びっくり。ソーダやジュースを飲みなれている人種には「うまーい!」と大盛況。

それからカリフォルニアではホワイト・ジンファンデル・ブームがしばらく続きました。

軽くピクニックにでも持っていけば(ただし、冷たく冷やしましょう)ワインを知らない方でも喜んで飲んでもらえる、難しくないワインです。しかもお値段も手頃。

 

■本来の赤ワインとしてのジンファンデル

ジンファンデル3しかし現在は、本来の赤ワインとしてのジンファンデルが主流です。

70年代から80年代にかけて、ホワイト・ジンファンデル用に栽培されていたぶどう樹が見直される時代となりました。

1900年前後に植えられた老樹は、現在オールド・ヴァインというカテゴリーでとても重宝されています。

フランスではヴィエイュ・ヴィーニュと呼ばれる老樹たち、カリフォルニアでは、オールド・ヴァインという定義が不明確で、人によってはアルザスで決められているように30年以上、いや半世紀以上、つまり50年から60年以上でなくちゃ老樹とは言えないよ、といつも論争の種。

もちろん、規定はありません。どちらにしても、節くれだったコブだらけの樹は、ほんとにご苦労様っていいたくなるほど生命を感じさせてくれます。

次のスタイル。ボルドーワインを思わせるような樽のニュアンスが美しく、洗練されたスタイルを求める方。

何せ、品種が違いますからジンファンデルにカベルネ・ソーヴィニヨンを期待するなんて、筋違いですけど、スタイル的にフィネスタイプのジンファンデルがあります。

そんなワインを選ぶときは、プロのテイスティングノートも役に立ちますが、ぶどうの産地がどこなのか、また、アルコール度の高さで判断するのが最も近道。

基本的にアルコール度が高いと熟したぶどうを使っていますから、ブラックベリー系。逆にアルコール度が低い(といっても13度台。最近は12度台のカリフォルニアワインを見かけることは極稀)とストロベリー系、その中間だとチェリー系が出てきます。

樹齢もスタイルに影響します。樹齢が古いほど自然に凝縮度が高まるので、スパイス味やパワーがより感じられますが、一概にそうは言えないと思います。

百年近い樹齢の木から、まるでそのネクターを大切に手で救い上げたように、洗練された、上品なスタイルのジンファンデルもあります。

それに樽の使い方もワインのイメージを左右する一つの要因です。リッジのようにジンファンデルはアメリカンオーク樽が合っているという醸造家もいれば、レーヴェンズウッドのようにフレンチオークを使って穏やかなココナッツの特色を出したいと主義主張はさまざま。最終的な審判はそのワインを飲む皆さん、消費者が下してください。

そして、「なんと言っても凝縮だよ」っておっしゃる方。

マルチネリモンスターワインとして知られる凝縮スタイルのジンファンデルはここ数年来とてもポピュラーです。

好き嫌いはともかく、ターリーやマルチネリが造るジンファンデルは「話の種」として一度は経験されることをお薦めします。

酸味がきれいでアルコール17度とは思えないほどバランスがよく、とろーっと舌の上を滑るような感触。1本は飲めませんからお友達とモンスタージンファンデルの会なんてのもどうでしょう。

ロシアンリヴァー・ヴァレーにあるマルチネリ・ワイナリーにはジョゼッペとルイサという新しい畑がよい成果をだしています。マルチネリで今は故きジャック・マルチネリ爺が手塩にかけて育てたジャックアスという畑から穂木を持ってきて6年前に植えた畑です。

もともとジャックアスという畑は、樹齢100年近くの老樹が混植されています。傾斜のとても急な山の斜面に植えられ、しかも、仕立て方は老樹なので当然、昔ながらのゴブレ(株作り)というやり方。盆栽のように1本1本を考えながら剪定しているって感じです。

さて、ジョゼッペ、ルイサのほうですが、血筋的にはジャックアスの子供たち(専門的にいうとクローンですね)を継承してはいます。

しかし、まだギンギンに若い樹だし、仕立て方もワイヤをつかって枝葉を上に広げる新しい方法なので、ジャックアスの出来と比較するのはかわいそう。

でも、熟したブラックベリー、チェリー、プルーンの香りと味わいにミネラルが感じられ、なんといってもこなれたタンニン。充分にジャックアスを思わせるジンファンデルでした。

カリフォルニアのジンファンデルは3R(ラファネリ、レーヴェンズウッド、リッジ)だと今だに信じている方、その時代は終わりました。

3Rは今でも立派に活躍し、たくさんの生産者たちが仲間入りしています。カリフォルニアならではの品種、ジンファンデルにちょっとはまってみませんか。

 

 


4:カリフォルニアの“ローヌ・ゾーン”


■“ローヌ・ゾーン”……聞いたことのない言葉でしょう?

実は、カリフォルニアのパソ・ロブレスという地域は、アメリカのワイン愛好家の中で“ローヌ・ゾーン”と最近呼ばれています。

パソ・ロブレスは、サンフランシスコから南へ約4時間、ちょうど、ロサンゼルスとサンフランシスコの中間点にあるワイン産地です。その両都市を結ぶ101号線という幹線道路を境に西と東で気候も土壌も違うという非常におもしろい地域です。


近代パソ・ロブレスの父として知られるエバリー・ワイナリーのゲアリー・エバリーさんは、1978年からシラーを造っています。

彼が初めて植えたシラーは、もともとはオーストラリアから持ってきたシラーズのクローンだといわれますが、今ではエストレラリヴァー・クローンとしてこの地域に広く植えられました。

キューペのボブ・リンクィストさんやボニー・デューンのランドール・グラハムさんがシラーを最初に手に入れたのもゲアリーのシラーでした。

ゲアリーさんはここがローヌ・ゾーンになると先見の目を持ってらっしゃったようですね。

そして、パソ・ロブレスを決定的にローヌ・ゾーンとして地位を確立させた張本人は、実はフランスのシャトー・ド・ボーカステルでした。アメリカで最もローヌ系品種にあった土地を求めて、ぺラン・ファミリーとパートナーのロバート・ハスさんは、カリフォルニア各地を調査して廻りました。

そして1989年、このチームはパソ・ロブレスの西側に48ヘクタールの土地を入手し、タブラス・クリークというローヌ系品種専門のワイナリーを創立しました。

ついでに付け加えると、1996年にはオーストラリアの大手ワイナリー、サウスコープが東側に160ヘクタールを入手、セブンピークスというブランドも創設されるといった感じで、アメリカ外の外国人の判断でこのパソ・ロブレスの地が選ばれたのです。

では、タブラス・クリークの場所ってどんなところなんでしょう。

101号線から西に向かって湾曲する山道を登りつめます。砂漠のように砂が多く殺伐とした東側とはまったく風情が異なり、木々の緑も鮮やか。

すぐ先には太平洋の冷たい海を控え、海抜も400mほどになりますから、気候的には常時風が吹き抜ける比較的冷涼な気候です。土壌はというと、ありました! 石灰岩。これに魅せられて彼らは「ここだ!」って叫んだのかもしれません。

石灰岩 タブラス・クリークのスタートは大変でした。

エバリーさんの穂木だけでもバラエティに欠けるし、なんたって当時カリフォルニアに植えられていたローヌ系品種の家系が曖昧でしたから。

彼らは自国のボーカステルから台木も苗木も持ち込む方針をとりました。海外旅行をすると、生き物とか植物の持込には必ず検疫が義務付けられていますよね。

同じように、ボーカステルの母株はニューヨークの検疫所で約3年もかかってウィルスがついていないかどうか、綿密な検査を受け、1993年にめでたくパソ・ロブレスの地に到着しました。

その間、畑の開墾、ナーサリー(苗木育成所)の準備などゼロからのスタートは大変だっだでしょうが、見事にタブラス・クリークといえば、ローヌ系品種の宝庫といわれるようになりました。

品種もシラー、ムールヴェードル、グルナッシュ・ノワール、クノワーズ、グルナッシュ・ブラン、ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌなど少なくともメインのローヌ系品種が本国より持ち込まれ、増殖されています。

苗木台木

接木まだ、10年足らずと歴史の浅いナーサリーですから、生産量は需要についていかないようですが、この血統書付きローヌ系品種の苗木を欲しがる他のワイナリー(ぶどう生産者)に少しずつ販売されているようです。

タブラス・クリークのワインメーカーは二ール・コリンズさんというイギリス人です。タブラスクリークの前はアデレーダというすぐ近くのワイナリー(ピノ・ノワールとジンファンデルが有名)でワインを造っていましたが、ローヌ系にフォーカスするタブラス・クリークで着実な実績を上げています。

ボーカステルにも何度も足を運び、本家のスタイルを習得しています。

タブラスクリーク彼に「ブレンドもボーカステルと同じにするの?」と聞いたことがありますが、答えは「ノー」でした。

ヴィンテージによって品種も割合も変わってくるそうです。タブラス・クリークのテロワールを表現しようとしているのですね。

同じ家の子供が違った国で育ったら、どんなに個性が出てくるのでしょうね。ご本家、シャトー・ド・ボーカステルとニューワールド、タブラスクリークのワインを飲み較べるのも面白いかもしれません。

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