
伊東賢児氏
シェ イノ シェフソムリエ。最年少でのソムリエコンクール本選出場、95年には若干27歳でのポメリースカラシップ優勝など、知識において深い探究心を持った努力家。と同時に関西出身ならではのギャグ100連発を売りにする人懐っこさをも併せ持つ魅力的なソムリエです。
’95ポメリースカラシップソムリエコンクール優勝
オードレ・デ・コトー・ド・シャンパーニュ会員シュヴァリエ
■Bibliotheque
フランス語で図書館、書庫の意。伊東氏の書庫にまぎれこんでしまったかのような深い歴史の話を解りやすく、楽しく解説します。どんな偉人にも尻込みしないケンジ2号と学者肌のケンジ1号が歴史上の人物に会いに行き……。2つの顔を持つ伊東氏ならではのタイムトリップが味わえるという趣向が凝らされているのが特徴のコラムです。
【今回は自己紹介をかねて質問形式でいろいろ答えてもらっています】
■ソムリエと他の職業を比べてみて、大きく違う部分は何だと思いますか?
非常に完成された商品(ワイン)をその場の状況に合わせて設定し、それらを更に付加価値(より一層美味しくさせる方法等)を付けながらコーディネートし、サーヴィスをする。そして、ワインが流動資産であり、価格がその時世にあわせて変動したり、また、熟成するにつれ価格、数量 が変動する為、将来性や相場を読みながら買い付けなどもしなければならないことから、複合的な仕事である。のかな?個人としては、他の職業も見方によっては、あまり変わらないと思うのだけど。
■ソムリエとして大切だと思うことを3つ挙げてください。
情熱、探求心、やさしさ、数値管理能力
■なぜ自分はソムリエになれたと思いますか?
上記の事柄をソムリエという職業に生かし、続けていこうと思う強い(?)意志によって。
■ソムリエになろうと決断した日のことを思い出して書いてください。
ワインという飲み物がこんなに面白く楽しいものだと思い、また自分の体に合った飲み物であったから。それらを是非、他の方々にも(恐縮ですが)ご紹介して楽しんでもらおうと思った時。
■「自分はソムリエだ」と自覚したときを説明してください。
自他共に認めていただいたとき。
■ソムリエとして今までで「これは会心の出来!」と感じたサービスについて話してください。
常に会心の出来を目指してるので。ただ、皆さんの顔が美味しいな〜と言う表情をしてくれている時。
■ソムリエとして今までで一番の失敗はなんですか?
お客様同士が食中、ポムロルの赤ワインを飲みながら、「メルロのどこだっけ。」とお客様からの問い対し、「このワイン、メルロが80%ぐらい含まれてます」と申し上げたところ、お客様がキョトンとされて「今、目黒の話してんだよ。」言われてしまった時。恥ずかしくもあり、また面 白かった。
■ご自分のいるレストランについて説明してください。
最高の舞台だと思う。奥深〜い店。いろんな意味で。
■自分をワインに例えるとなんですか?
コート・ロティ(あまり、気高くなくそれでいて印象深く、スパイス的なギャグが)ナンチャッテ!
■普段の一日を教えて下さい。
09:00 |
ワタシの分身でもある?イトウケンジ2号によって起こされる。目覚めの良い日もあれば、ひじょ〜うに辛い日もある。(飲み過ぎで…・。)目覚めにまずは、シャワー。(これが、気持ちいいのである。)朝食を取り(取らないときもある)、身支度をし、 |
10:00 |
いざ、出勤! |
10:40 |
店に到着。着替えをし、ボルテージ・ア〜ップ!その日の予約状況に合わせてテーブルセッティング。シャンパン・クーラーにミネラル・ウォーターやハウスシャンパンや白ワインを用意し、氷と水をはり、飲料のスタンバイ。食事(これも取るときと取らないときもある)、最終的なスタンバイをしていよいよ開店。 |
11:30 |
お客様が帰られるまでサーヴィス!サーヴィス!サーヴィス!の連続。最後のお客様が帰られ、昼の営業は終了〜。前日のディナータイムのときに供出したワインをメイン・カーヴからデイ・セラーにピック・アップしに行く。それと並行して、その日に酒屋サンから納品されたワインをメイン・カーヴに搬入する。その日のディナーの予約のお客様の状況で用意するワインも若干、異なる場合もなきにしもあらず。電話で、少なくなってきているアイテムなどがあれば発注する。夜の賄までしばしの休息……。 |
17:00 |
賄をみんなで取る。(内容は、和洋折衷)5時半ぐらいから夜の営業のスタンバイ、夜の予約状況に合わせ、テーブルセッティング、ミネラル・ウォーターや夜のハウス・ワインなどをシャンパンクーラーに入れ、氷と水をはる。 |
18:00 |
夜の営業スタート!(今日もガンバルで〜!と自分に気合を入れる)6時〜最後のお客様が帰られるまで、またサーヴィス! サーヴィス! サーヴィス!お客様がお帰りになったら、明日のためのテーブルセッティングをしながらあと片付け。その日でたワインの数をチェックし、その日の仕事は、これにて終了。最終電車ぐらいの時間に帰宅。家に着くと午前様こんな感じで、毎日お仕事させてもらってます。体力一発勝負の仕事で〜す! |
■ Bibliothequeについて簡単にご説明を
ワインを主体にしてお話したり、聞いたりするのは当たり前! 実在した歴史上の人物を現代によみがえらし、ビブリオテークというステージにゲスト出演させ、インタビューしながらゲストにまつわるワインをご紹介していくという画期的な?スタイルです。毎回、面 白おかしく展開していくつもりですのでどうぞよろしくね!
司会進行役は、イトウケンジがこの世に送り出したコピ―ソムリエイトウケンジ2号が勤めさせてもらいます。より詳しく紹介するために博士としてワタクシ、イトウケンジ1号が登場いたしますので、楽しみにしてください! また、いろいろなオフ会も計画中です。待ってま〜す。





