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のらりくらりと更新している僕のコラム、“ディア・ソムリエ”に付き合ってくれている皆さんにとても感謝しています。たとえ少数でも楽しみにしてくれている人がいるから、“少しでもみんなに『面白い』『ためになる』と言ってもらえるように”と励まされ、続けることができています。またこのコラムを書くために、いつもいろいろと考えるし、自分の経験や考えを整理することができるので、実は自分のためにもなっているんです。
今回は特にテーマはありません。強いて言えば“感謝”ですかね。“おやじっぽい”と思うかもしれませんね。でも確かに僕もそれなりに歳をとりましたからね。まあ、お付き合いください。
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【ちょっとした大切なこと】
オープン以来いろいろとあったベージュも2周年を迎えました。本当にいろんなことを言われてましたね。 “期待はずれ”とか“絶対に行ってはいけないレストラン”とまで。でもみんなでいつも“日々新たに”と、ちょっとしたことでもいいので、少しづつ改善を続けてきました。そう、大きなことに目を向けてしまうと費用がかかるとか、誰それに確認をしてからとか、これにはこんな問題があるとか、リスクも増えてしまう。結果どんな素晴らしいアイディアでも“絵に描いた餅”になってしまう。それならちょっとしたことでも、すぐにできることを繰り返していこうというのがアラン・デュカスの教えでもあるのです。それはちょっとした小さなことにすぐ気づいて対処するということともいえます。
相変わらず批判は尽きないようですが、本当によくなったと思います。特に今年はいろいろ発展できたんじゃないかなあ。サービスや料理も充実してきたし、いろいろな企画もできたし、顧客もだいぶ定着してきました。“来るたびによくなっていますね”と言われると本当に嬉しい。これからも続けていかなきゃいけないし、いつも“日々新たに”していきたいと思っています。でも、ふとお粗末なことをしてることがある。まだまだ安心できませんね。まだ2歳なのですから、当たり前ですよね。ようやくしっかり歩き始めたところです。
【去年とは違う自分に…】
僕もだいぶ具体的に考えられるようになったかな。それはコラムが証明しています。この間、去年のコラムをざあっと読み返してみて、気づいたんです。去年は昔のことが多くて、情緒的な内容になってる。それが今年はグラスについてや、ワインリスト、前回のデカンタージュと実質的なことが多くて、すっごく対照的だなあって。精神が現実を上回ってきたようで、現実と向き合えるようになったんですね。
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