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Dear Sommelier ソムリエに綴る・・・

ディアソムリエ <page 3/4>

あらゆるものにあるメリットとデメリット

デカンタージュを終えると、“白ワインが飲みたい”というリクエストがあります。用意されているのは、オーストラリアのリースリングでスクリューキャップのものです。昨今の注目度の高まりと、熟成の可能性や扱い方などについて話題に上ることも増えてきたということで取り上げられました。

ここではさらっと開けてしまえばいいのですが、スクリューキャップのメリット・デメリットについての質問が入ります。


メリットはまず、

《1》扱いやすいこと
利便性は非常に高いものです。簡単に言ってしまえば“開けやすく、閉じやすい”ことです。レストランでは問題はありませんが、家庭でワインを楽しむ場合、手軽に扱えることは販売に大きく影響します。イギリスの働く女性の多くはスクリューキャップを歓迎しているとの調査結果もでているようです。

《2》ブショネのリスクが大幅に減る
近年、コルクによるワインの劣化は大きな問題で、このようなリスクを背負っている飲み物はワインだけです。

《3》コルクの品質向上に貢献する
昨今コルク樫の過剰な伐採(世界のワイン生産量、需要が増えたため)も深刻です。スクリューキャップへの移行が進めば、コルクの品質には大きな影響を与えるでしょう(コルクは一度剥がしてから、次の採取まで10−15年おく高品質なコルクができるといいます)。

その他、生産コストの減少、(密閉性が高いので)フレッシュ感を保つなどのメリットが挙げられます。

スクリューキャップは実用的で、機能的。つまりより現代的なワインの栓といえます。デメリットは、いろいろ意見のありそうなところですが、“イメージによるもの”と限定することができるでしょう。やはり熟成したワインはコルクを抜く瞬間の感動というものがあり、切っても切れない存在なのです。

 

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