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「よく決心されましたね」って、よく言われます。あと、「次はどうするつもりですか?」とも聞かれます。どうやら、“世界的なタイトルまで持っているのになんでわざわざ2番手に?”という見方があるようですね。
僕は誰が上とか下とかはそんなに気にしません(あんまり仕事がしづらいのは困るけど)。大切ななのは“どんな仕事ができるポジションなのか”だと思っています。それが自分のやりたい仕事であれば問題ないと。
それに今回の僕の目的は、“勉強とチャレンジ”です。
ホテルという「恵まれた」というか「受動的な」仕事になりがちな環境にいましたから、知らないことや経験していないことがとても多い。例えばワインの注文、電話を購買にすればオッケーという世界。でも先のことを考えると1から10まできちんと知っていなくちゃいけない。自分から動いていかないと何も起こらないという、もっと能動的な仕事や意識を身に付けたい。
あと、渋谷さんとは以前から“いつか一緒になにかやりましょう!”って話してましたから。業界にちょっとした話題を与えられるのも悪くないかなとも思ってて。それだけでなく、渋谷さんはインターコンチネンタルホテルではFB支配人も務められていたし、個人で店舗経営もしている。吸収することはたくさんあるはずです。
そしてなにより、世界最高の評価と名声を誇るノウハウに触れる、その大きなものなかで働くということはきっと将来の強力な武器になる。これまでタイトルのおかけで認められてきて、それにどこか甘えるところもあったと思う。だからそんなゆるんでる自分を蹴飛ばして、もっと高い、でかい波に飛び込んでいく。そんな意味もあります。
本当にね、僕はもっと学ばなくちゃいけないと思っているんですよ。武器という言葉をつかったけど、言い換えると将来への準備ですね。準備に十分ってないでしょ。
“あの時、もっとやっておけばよかったなあ”って嘆きたくはないし。
僕はソムリエとしてだったら、どこへいってもある程度は通用すると思っています。でもほら以前書いたでしょ、僕の野望。“レストランの支配人はソムリエに任せるのが一番”って認知していもらえること。このことを考えたときは正直、“ いつのことやら”とは内心感じていましたが、今回うまくいけば、世間への認知度は一気に高まるでしょう。なにせ、総支配人も、マネージャーもソムリエなのですから。とても高い壁がいくつも待っていそうです。可能性はどうかなあ、弱気に思われるかもしれないけど、5分5分だと今は思っています。そんなやさしく、穏やかな世界ではないですから。
多分、最初はその壁にいつもつまづくんだと思います。でもひとつひとつ確実にクリアしていくだけです。
まあ、みててください。
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