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話は大きく変わります。これまであまり興味も関心もなかった生命保険と不動産物件購入を考え始めました。一戸建を購入した知人から、“資産のため”という言葉で、「そうか、もう20年先、30年先のことを考えていかなくてはいけないんだ」と気づきました。
子供が2人いて、もうすぐ小学校にあがる。問題は10年後から。2人とも中学生、お金がかかり始まることだ。高校受験も控えている。その頃もし夢を持っていて、「そのために○○へ行きたい」という子供の要望があればかなえてあげたい。そんな頃自分が働けなくなったら、もしものことがあったら……。
なんか切実な内容ですが、老後の心配というよりは“予測と準備”です。今までこの“予測と準備”は仕事なんかのためにしか考えなかったけど、人生にも当てはめて考え始めたのです。だからどちらかというと楽しい気分。
これまでとりあえず入っていた保険を解約し、信頼する先輩が勤める外資系保険会社の貯蓄型や収入保証付のものに切り替えた。
そして、“少しでも何か残してあげられたら……”と物件を購入することにした。これには反対も迷いもあったが(僕はもともと賃貸派なので)、根拠は特にないが、“GO!”という気持ちになった。
“方角のこともあるから”と妻のすすめでみてもらった風水の先生からは、
「あなたはお金に無頓着だから、借金を背負ったほうがいい。貯金のつもりで買いなさい」。
どうやら僕には方角云々はあまり問題ではないらしい。
そして
「ところであなた、今年はなにやっても上手くいくよ。どんどんなんでもやりなさい」
と付け加えられた。
こうして、保険、物件購入の資金計画を立てていく過程で20年後、30年後をはっきり意識すると同時に、僕ら家族の未来設計の図面に線を引き始めた。そんな実感をもつようになりました。
仕事から帰ると、たいてい家族はみんな寝ています。気持ちよさそうな寝顔をみながら、“今日はどんな一日だったのかな”、“10年後はなんのスポーツをやっているのだろう?”、“彼女はできるかな?”、“少しは非行にもはしるのかな”、“僕ら夫婦は上手くやっているかな?”とかいろいろ巡らせています。
最近は父親との会話がすごく自分と重なっていくんです。“ああ、親父もそうだったんだな”
“いまこうなんだな。自分も親父みたいでありたいな”ってね。
たぶん、30年後には僕の子供たちもそう思うのだと思う。そうやって繰り返されていくものなんでしょうね。
今年はね、本当に昔のことと、未来のことをよく考えた1年でした。人生っていうことも、これまでは口にするのも照れくさくて、“歌の世界の言葉”でした。でもちょうど人生の折り返し地点に立ったからでしょうか。人生っていう言葉がふっと自然に頭に浮かぶようになったんです。これまでは“今”のこと、半年先、1年先のことしか考えていませんでした。振り返らず、変に先を読むようなこともしませんでした。目の前に積み上げられたものにひたすらチャレンジ、“前進あるのみ”という感じだった。それはそれでよかったのだと思う。でも今年はふっと立ち止まった。そんな気がしています。そしてこれまでのこと、これからのことをしっかり考え、準備ができたという実感が湧いています。
そして、大きな決断で2004年、いやこれまでの15年を締めくくることとなりました。
転職です。

12月は本当に忙しく働きましたよ。みなさんはどんな1年でしたか?
それではよい年を迎えてください。
2005年をよろしくお願いします。
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