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受け手のときはね、自分のこれまでのことを聞かれるでしょ。埋もれていた記憶がよみがえってきて、それが新たに自分に影響を与える。ブレを修正してくれる。“初心忘るべからず”ってやつです。人間ってそう劇的に成長するものじゃないでしょ。10年前に考えたことややっていたことが今の自分より上回っていたり、先を行っていたりするなんてよくあるんです。たとえば高校時代のほうが成果に対してもっとシビアだったし、ずっと努力してた。駆け出しの頃のほうが、ずっとワインに愛情をもっていたとかね。だからインタヴューはそんな頃にふっと戻れるいい機会なんです。
たとえば偉そうなことを言っちゃったら、実行するしかないでしょ。また将来の目標は夢をいつも考えさせてくれて、それが明確になる。インタヴューを受けて、こんなふうに思ったことがある人って多いんじゃないかなあ。
メディアがもたらすものはとても大きい。でも認識や付き合いかたには十分注意しなかればならない。波に乗るのも、調子に乗るものも自由。メリットもデメリットも大きいわけです。でもメディアにはなんの責任もない。よくもあり、悪くもなる。すべて自分にかかっている。
つかず、離れず、丁寧に対応する。決して踊らされず、自分にかかわる問題にだけ注意しながら話す。余計な口出しはせずに。
自分は有名人だとは思わず、でもいろんなものや人たちを代表していることを忘れないように。
これはあくまでも僕の考え方です。
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