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野球が教えてくれたものはたくさんあります。
まず、何かを目指すためには多くの犠牲が払われるということ。支えてくれる人や周りに感謝をしないといけない。またどんな犠牲を払っても目標のためにならなんでもやるという考え方はよくないということ。仮入部初日に部長が言った言葉にはそんな意味があったのだと思う。
仲間の大切さは本当に胸に焼き付いています。ぼくにとって仲間意識というのは成果を上回っています。それは決して馴れ合いということではなくて。僕らは高校3年間まったく結果をだせませんでした。おそらく桜美林高校史上最低の部類に入るでしょう。でも甲子園にでたけど、派閥があって、冷ややかな関係になっているチームがあったとしたら、僕らのほうがずっと幸せだと思うんです。あんまり合えないけど今でも大切な仲間です。個人主義と仲間意識は相反するものではないと思っています。
まだまだたくさんありますが、もっとも大きくて大事なものは“努力と目標”です。
まず目標についてですが、僕は高校時代、体育祭にも文化祭にも修学旅行にも参加していません。頭の中は甲子園にでることで一杯だったし、時間も睡眠と授業以外はすべて野球に捧げていました。後悔や苦に感じたことが一度もなかったのは目標がいつも支えてくれたからだと思うし、目標が成長させてくれたと実感しています。
努力の大切さは徹底的に植え付けられましたよ。僕が大切にしている言葉に、“努力するもの勝つ”、“天才は有限、努力は無限”というのがあります。最初のは母がいつもいっていた言葉で、もうひとつの言葉は桑田真澄投手のものです。
センスのある人っているじゃないですか。初めてやったのに上手く出来ちゃう人。僕はまったくその逆。最初は全然上手くいかない。コテンパンにやられて、「なんとかしなきゃ」と努力する。それで除々にできるようになる。なんでもそうでした。野球も、勉強も、仕事も(これはまだまだ結果は出ていませんが)、そしてコンクールも。
誰もひとつ才能を与えられているとしたら、僕にあるのは“努力の種”。決めたことに対してコツコツと努力をつづけることができます。たとえ失敗してもまた続ける。そしていつかは結果を出す。兄にも言われたんです。「お前にあるのは努力の才能だ」と。
だから僕は誰かに先を越されることも、失敗することも怖くはありません。センスのある人、アピールの上手な人はポンポンと上がっていけるでしょう。でも、そう“努力は無限”でしょ。あと、どんなに頑張って結果が出なくてもへこみません。努力さえ続けていれば必ず報われる。だって、“努力するもの勝つ”ですから。
野球が教えてくれたものは大きいなとつくづく思います。
って、いつも目標をもって、それに向かって努力をして、そして支えてくれる人や仲間を大切にする。ほら、素晴らしい人生が送れそうな気がしませんか?
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