ワインショップ、イーエックス[eX-WINE]は、ラングドックの「通信販売」と「情報発信」をするサイトです。

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ラングドック

languedoc

 

■ フランスのニューワールド!? “ラングドック”

今、フランスにおいて最も勢いのあるワイン産地といえば、間違いなくラングドックである。チリと並んで赤ワインブームに見事に乗ったのが“Vin de Pay d'Oc”で、フランスでは当時はまだ珍しかったヴァラエタル(ブドウ品種名) ワインが大きなトピックとなった。

これはいわばコマーシャル的な勢いで、今回取り上げるのはクォリティにおける目覚しい発展である。

ラングドックイメージ急成長を遂げる新世代優秀な新世代や銘醸産地からの資本投入(ドゥジャック、 DRC、アントナンロデ、ラロッシュ、ムートン ロチルド、モンダヴィ)、また レイギュリエールやプリウレ サンジャン ドゥ ベビアン、アルキエなど世界的 な実力を持つリーダーの存在などにより、今まで協同組合や大手ネゴシアンにブドウを売っていた栽培農家が自らワインを造り始め、“ミディワイン=たいしたことのないワイン”という汚名を晴らすどころか、今世紀ボルドー、ブルゴーニュ、ロ ーヌを脅かす偉大なワイン産地へとの期待を受けている。


私自身“毎年通わなければ”と、行くたびに実感させられ常に成長を遂げる目の離せないワイン産地である。

 

■ シストラインの畑をさがせ!

気候、風土についてイメージ気候、風土について

●地中海に注ぐローヌ河左岸から西に広がるフランス最大の広大なワイン産地―38,000ha  (フランス全体の40%を占めるが、生産量の50%がテーブルワイン、AOCは17%)。

●気候―地中海性気候、

●年間雨量―400mm(冬に集中)


●モンペイルー、ピックサンルー(ラングドック東部)は朝方霧が多く、またフォー ジェール、サンシニアンは北風の影響などから、より冷涼な環境にあるエリアが 高いポテンシャルをもつ。

土壌イメージ●土壌―シスト(片岩質-ラングドック、アルザス、ポルトガルのドウロで最も重要 な土壌。

●ミネラル(ブドウの成熟を確実なものにする。モンラッシェなどもミネラルが他の畑に比べ断然多い)が豊富で保水性がよく)、を多く含み、保水性、保温性も良い(夜気温が下がると熱を放射するので、シストの畑はブドウが夜、熟すといわれる)。


現在注目されるほとんどのエリアがこの土壌を持つほかに、粘土石灰質(サンシニ アン、フィトゥー)、泥灰土(コルビエール、ミネルヴォワ、カバルデス)、砂岩(リムー、コート ドゥ ラ マルペール)など全体に内陸側は、標高もより高く、シストの斜面で優良なブドウ畑が集中する、海沿いは平地で白ワインやデザートワインの産地となる。

 

栽培についてイメージ栽培について

●有機=優良?有機栽培、バイオダイナミックスへの関心がますます高まっている。  仕立てはゴブレ、収穫は手積みが、品質を追求する造り手の主流。

●大量 生産を続ける協同組合などに対して、ブドウ・畑への理解が非常に高いのが新世代ドメーヌの特徴。


ブドウ品種について

●伝統派? 国際派? カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェドル、シラー。ほ かにカベルネ、メルローなど国際的品種がヴァンドゥペイ(地酒の意の法的カテゴリー。AOCに比べ、より自由なブドウ品種の使用ができるので、あえてこのカテゴリーでワインを造る生産者も少なくない)用として増えている。

 


 

【カリニャン】

ラングドック伝統品種。酸化が早いので、動物的フレーヴァーが強くまた、渋みが 強いのが特徴。マセラシオンカルボニック(タンニンを抑えながら鮮やかな色素と 果実味を引き出す醸造法。ボージョレの伝統だが、現在ラングドックにおいて、主 流となっているテクニック)により、以前とは違った、洗練されたスタイルのワインも生まれている。また、ラングドックならではの個性はカリニャンから生まれると、同品種を尊重する流れやカリニャンのみでワインをつくる生産者が現れている。

 

【グルナッシュ】

世界で最も栽培されているスペイン原産のブドウ品種。早熟なので安定して、ブド ウが熟す。また、酸味が少なく、ワインにヴォリューム感を与える。ユーカリ的な メントール系スパイスの香りも特徴となる。ボルドーでいうメルロー的役割があるともいえる。

 

【ムールヴェドル】

最も晩熟。怪物ドメーヌ、プリウレ サン ドウ ベビアンのマダム ルクーティによれ ば、“マゾなブドウ”だそうで、非常に栽培が難しく、よい収穫はまれで出来上がっ たワインは、常に渋みが強くがっしりとしているとのこと。さらに、香りにガリグー(南仏特有の表現で、ローズマリー、タイム、ラヴェンダー、オリーヴといった香りのミックス。もともとは、この地方の荒地(古くは不毛の土地のようなイメージがあった)の香りを与え、ラングドックの個性をつくる。

 

【シラー】

ラングドックにおいては、早熟タイプとなる品種。なめらかで、バランスのよさとスパイシーなフレーヴァーをワインに与える。国際市場を強く意識したワインに多く使用されており、高い評価を集めるワインはほとんどがシラーであるともいえる。 カリニャン、グルナッシュを尊重する伝統派とシラー、ムールヴェドルを用いる国 際派にスタイルを分けることができる。必ずしも、前者が品質において劣っている とは限らない。

 


【今回のテイステター】

渋谷康弘
馬場祐治
谷宣英
岸原直美
大橋健一
関根征徳

 

テイスティングの結果発表はこちらから。

結果発表

 

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